日本の大学入試はその大学に入学するために受ける試験であり、どの大学に入学してもいい試験ではありません。
センター試験は点数によって二次試験を受けられるかどうかが異なりますが、全ての大学に入学してもいい資格とも違います。
フランスの大学入試に相当するバカロレアは、記述式で数時間にも渡って難問を解かなければならない試験ですが、合格するとどの大学にも通える入学資格を得るための統一国家試験となっています。
基本的に正解がひとつであるとは限らない問題が出題されることが多く、学生の多くが頭を抱える難問となっているのが特徴です。
正解のない問題を論理だてて説明し、他の人を説得できるような文章を書けるかどうかが問われる試験となっています。
基本的に大学の学費が安いことでも知られているフランスでは、ダレでも入学できるのが特徴ですがその分入ってからが厳しく、退学者も多いのが特徴です。
卒業することに高い価値を見出せるのがフランスの大学といえるでしょう。